症例検討会をようやく出版

最近、研修医向けの本を出版しました。昨年は専門医試験対策用の問題集でしたが、今回は、難解な症例を、上級医と一緒に診断していこうというような視点の本です。これまで毎週開催しています症例検討会(内科症例検討道場と呼んでいます)をもとに60症例を選んだものです。60症例ではありますが、いつも私が研修医の方々に話している「1つひとつの症例を大切にしてほしい」という思いと、「症例からいろいろなことを学び取ってほしい」という思いを込めました。これまで一内科医として臨床を頑張ってきたことを、是非、次世代の先生方に伝えて、少しでもお役に立てればという思いで執筆しました。1つ大変悔やまれる点は、執筆に当たりご助言いただいたいろいろな先生方への謝辞をあらかじめ用意していたのですが、入れ忘れてしまったことです。出版社の方にお願いして、電子書籍版の方は販売前に謝辞を挿入した改訂版を用意していただき、それを販売していただくことができました。また出荷前の書物についてはページ差し替えして頂ける予定に何とかこぎつけました。いろいろな方々に大変申し訳ない思いの残る出版となりました。

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